メーターのLED球切れですが、ある日突然、「あれ?スピードメーターの50キロ表示付近が暗いぞ!」とか 「タコメーターの3000回転付近が暗いぞ」等に気づく事があります。 その他にも「水温系」や「燃料系」や「液晶表示部」も同様な症状が発生する事があります。
その際には多くの場合メーター部のバックライトLEDが何かしらの原因で不点灯になっていることが考えられます。
メーターLED不点灯の原因について
突然、スピードメーターやタコメーターの一部が暗くなった、表示の一部だけ光っていない…といった症状は、メーター内のLED(バックライト含む)が球切れ・不具合を起こしている可能性が高いです。
大きく分けて以下のような3つの原因が考えられます。
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経年劣化による球切れ
今まで多くのメーター修理をしていますが、メーター不点灯の殆どの場合がこれにあてはまります。一般的にLEDは高寿命・低電力と言われていますが、仕様環境やメーカーによっても寿命は変わってきます。LEDは元々耐熱性に弱いという特性がありますので、「熱がこもる・周辺が高温になる」等は故障の原因になります。さらには部品自体の個体差が大きいのもLEDの特徴の一つです。早いものですと、購入から1年もたっていないのに切れてしまったケースも見受けられます。
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周辺電子部品の故障によるもの
メーターを機能させる為にはLED以外にも多くの電子部品が使われています。例えばトランジスタ等の故障が原因で不点灯を起こしている場合も多く、LED自体に問題がないのに不点灯になってしまうケースも稀に見受けられます。
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半田剥離による接続不良
メーター内部にはさまざまな部品を接続するために半田付けが多数行われています。半田付けは製造時の技術差が大きく出るのが特徴で、機械によるものから人の手による作業まで工法は色々ありますが、何れも製造元のスキルが試されます。コンデンサーや抵抗、配線に至るまで半田付けが行われていますので、その部分に微細なクラックや剥離が生じるといわゆる接触不良での不具合となります。
メーターが暗い!LED球切れの対処方法はこれ!と言いたいところですが、
残念ながら一度消えてしまったメーターにその場で可能な対処療法的な特効薬はありません。以下のいずれかの対応が求められます。
ASSY交換とled修理対応について
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ASSY交換(メーター新品取り換え)
一般的に「メーターが暗い・LED球切れ発生」の場合において、皆様は先ず販売店さんや修理工場に相談されると思います。
その際の回答は殆どの場合こうです「メーターの修理は出来ないのでメーターをユニットごと変えるしかありませんね」となります。
メーターとしての機能は正常なのにLEDが切れて暗いだけでASSY交換なんて納得いかない…当店でもよく聞くお声です。
しかし現状はメーカーさんも含めてメーターの修理対応は基本受付けていませんので残念ながらユーザーに選択肢はありません。
さらにASSY交換には以下のようなデメリットもありますのでご注意ください。
ASSY交換のデメリット
とにかく費用が高額になる・・・ あたり前ですがメーターユニットごと交換なので、まるまる全て合わせたユニット費用は高額になります
走行距離が変わってしまう・・・ 新品ユニットになるので今までの走行距離が実質リセットとなり総走行距離の把握が困難にもなります
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修理対応での原状復帰(ご推奨)
まだまだ業者さんも含めて知らない方も多いのですが、メーターLED不点灯は修理が可能です。
LED不点灯を起こしているLEDを部分的に新品に交換する場合や、メーターのバックライトのLEDを全て新品に交換して完全復旧いたします。
また、LED球切れの修理対応のメリットが見逃せませんのでご紹介いたします。
修理対応のメリット
部分修理なので費用が安い・・・ASSY交換と比べて大幅に低価格で修理が可能です。車種にもよりますがユニット価格の半値以下での修理が可能
走行距離もそのまま・・・既存のメーターユニットを修理しますので、今まで通り愛着のあるメーターがご使用可能
LEDカラーも変更可能・・・純正色での修理はもちろんですが、当店では全7色よりお好きなLEDカラーもお選びいただけます。「オリジナルでカスタマイズしたい」「視認性を上げたい」等も修理と同時に実現可能です。
まとめ・最終判断
ここまでLED不点灯が発生した際の「原因と対処方法・メリットデメリット」について述べてきましたが、何れにしても不具合が発生した際の対処方法の選択肢は上記で書いたように主に2つに限られています。
特にメーターや計器類のLED不点灯は視認性が極端に悪くなり、走行時の安全性を著しく低下させます。(またよく目につく場所なので気持ちが悪いですよね)
万が一不具合が自身の身に起こった場合は、速やかな対処が求められますので、「ASSY交換はしたくない・低価格で直したい」等の修理対応をご検討の際はお気軽に当店にご相談ください。
※下記に施工事例ありますのでご参照ください
車両持ち込みでメーター脱着からも対応可能です(即日修理も可)。実際に業者さんからのご依頼も多く、遠方の方は宅配便でメーターを送って頂き対応しております。
当店では今までメーター以外にも多数の修理を行っております。LEDの不点灯の際は故障場所に関わらず先ずはご相談下さいませ。
対応車種例とメーターパネルの修理実績
- レクサスIS:メーター針LED打ち替え修理
- スカイラインGTR:メーター・エアコンパネルLEDカスタム修理
- スカイライン:メーターLED球切れ修理
日産 スカイライン メーター不点灯修理 → LED打ち替え
- BEFORE
- AFTER
日産ティアナ不点灯修理
- BEFORE
- AFTER
その他国産車・輸入車にも幅広く対応しています
メーターパネル不点灯修理の料金目安と納期
| 修理内容 | 料金目安(税抜) |
|---|---|
| メーターバックライト修理(部分修理※1) | ¥18,000〜 |
| メーターバックライト修理(全交換※1) | ¥23,000〜 |
| メーター基板修理 | ¥20,000〜 |
- 1 . LEDカスタムカラー変更は、部分修理・全交換ともに費用に含まれます。
- 2 . 部品状態や構造によって異なります。詳しくはお問い合わせください。
LEDメーター修理対応とおすすめカスタム例
メーター内の針や表示部に使用されているLEDが経年劣化などで点灯しなくなる症状に対応します。
「暗い」「色が抜けている」「片側だけ光らない」などの症状はLED球切れが原因かもしれません。
- 基板レベルでの解析・修理に対応
- 高輝度LEDへの打ち替えで明るさを確保
- 赤・白・青・橙など複数色から選べるカスタムカラー
- 全数交換による再発防止(バックライト全体のリニューアルも可能)
- 車検対応を意識した色味調整も相談可能
おすすめのカスタム例
- 「見にくいオレンジ」からホワイトへの変更で視認性を大幅に向上(ご高齢の方や夜間走行で特に効果的)
- 不点灯の修理と同時に色を変えることで、機能性とデザイン性の両立を実現
- 車検対応を保ちつつ、違和感のない明るさ・色調に調整して見やすさを確保
施工の流れ・納期について(全国対応・宅配OK)
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- 1.LINEまたはフォームでご相談
- 症状・車種・希望内容などをお知らせください。
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- 2.対象部品の取り外し・発送
- お客様ご自身で取り外した部品を当店へご郵送ください。
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- 3.到着後、施工・検品
- 不具合箇所を解析し、LED打ち替え・修理を行い、点灯確認を実施します。(通常2~4営業日)
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- 4.完成品をご返送
- 施工完了後、検品を経てお客様または店舗様へご返送します。(納期目安:2~4営業日)
- より詳しい流れや店舗持ち込みの流れについては、納品までの流れページの配送プラン(基板を郵送)をご希望の場合をご確認ください。
持ち込みプラン(車両を預ける)をご希望の場合はこちら
部品の取り外しが難しい場合は、提携ショップのご紹介も可能です。詳しくは、以下のページをご確認ください。



