「メーターが暗い」「一部だけ光らない」「純正色を変えたい」――そんな時に選ばれるのがLED打ち替えです。とはいえ、LED打ち替えには大きく分けて2つの目的があります。この記事では、球切れ修理(機能回復)とドレスアップ・カスタム(見た目・視認性向上)の違いをわかりやすく整理し、失敗しない配色の考え方・依頼のポイントまで解説します。
LED打ち替えとは?
車やバイクのメーターパネル、エアコンパネル、スイッチなどに実装されているLEDチップを取り外し、新しいLEDに交換する作業を指します。純正色から好みの色に変える配色変更だけでなく、点灯不良時の球切れ修理にも用いられます。
- 対応例:メーターパネル/エアコンパネル(液晶含む)/スイッチ類/バイクメーター など
- 前提:LED実装仕様であること(電球仕様は対象外)
- 関連:LED打ち替え・カスタムの基本
目的①:球切れ修理(機能回復)
「一部だけ暗い」「片側だけ光らない」といった症状はLEDの劣化・球切れが原因であることが多く、放置すると視認性の悪化・車検不適合につながります。ディーラーや修理工場ではASSY交換(ユニットごと交換)が提案されがちですが、LED打ち替え修理なら該当LEDのみ交換でき、費用を大幅に抑えられるケースがほとんどです。
球切れ修理のメリット
- 低コスト化:ユニット丸ごとではなく必要箇所を交換
- 走行距離が変わらない:メーターは既存ユニットを継続利用
- 原因解析+再発予防:半田不良や周辺部品の劣化も点検
関連ページ:メーターパネル不点灯修理/車内LED不点灯修理
目的②:ドレスアップ・カスタム(見た目・視認性向上)
「純正のオレンジが見にくい」「夜間の視認性を上げたい」「他と被らない色にしたい」――配色変更(カラーカスタム)は、見た目を大きく変えるだけでなく視認性の改善にも有効です。特にホワイト系は万能で、針・目盛りの判読性が高く夜間でもシャープで見やすいのが特長です。
カスタムの定番と効果
- ホワイト:視認性重視。ご高齢の方や夜間走行に最適
- ブルー:クールな印象。夜間の雰囲気づくりに
- グリーン:クラシックな純正風。疲れにくさに配慮
- アンバー:純正寄りで自然。車内デザインに馴染む
- アクセント使い:針のみ赤、液晶は白など部位ごと色分け
「修理+カスタム同時」のメリット
不点灯修理のタイミングで、全数交換+配色変更を同時に行うのが効率的です。個別の球切れのみ交換すると色ムラや寿命の不均一が残るため、リニューアル(全交換)が再発予防と仕上がりの両面でおすすめです。
- 色ムラ・輝度差の解消(古いLEDと新品の混在を避ける)
- 再発予防(経年劣化を一掃)
- 視認性アップとデザイン変更を一度に実現
部位別の考え方(失敗しない配色のコツ)
メーターパネル
- 針は赤/白が判読性高い
- 背景は白・青・アンバーで雰囲気を調整
- 警告灯は純正ルール順守(色変更不可)
エアコンパネル/液晶
- 液晶はホワイトが情報量多い時に見やすい
- フチ・周囲照明はブルー/アンバーが馴染みやすい
スイッチ類
- 統一感を優先(室内全体で1〜2色)
- 重要操作は白やアンバーで認識性を確保
バイクメーター
- 夜間の視認性重視:白/青が人気
- 液晶・針・周囲照明を2〜3色で色分け
関連記事:バイクメーター打ち替えの施工事例
ASSY交換との違い(よくあるご相談)
項目 | ASSY交換(ユニットごと) | LED打ち替え修理 |
---|---|---|
費用 | 高額になりがち | 必要箇所のみ交換で低コスト化 |
走行距離表示 | 変動リスク(新品ユニット) | 既存メーター継続でそのまま |
納期 | 部品取り寄せで長めのことも | 2〜4営業日目安(症状により前後) |
カスタム | 基本不可 | 同時に配色変更が可能 |
※症状・車種・構造により異なります。事前に写真をお送りいただけるとスムーズです(納品までの流れ)。
施工と依頼のポイント
- 症状・要望の共有:暗い箇所/見えにくい場面/希望色などを具体的に
- 色見本・事例確認:施工事例の写真から近い仕上がりを指定
- 同時施工の検討:修理+全数交換+配色変更でムラと再発を予防
まとめ:あなたに合う「打ち替えの目的」を明確に
- 球切れ修理:機能回復と再発予防を最優先。低コストで現状復帰
- カスタム:見た目と視認性を両立。部位ごとの色分けで個性を
- 同時施工:修理と配色変更を一度に実現。仕上がり・耐久性も◎
「修理か、カスタムか」の二択ではなく、目的に合わせて最適化するのがLED打ち替えのポイントです。